格安SIMに変えると困ることはある?

大きなSIMカードがスマホへ差し替えられる様子を中心に、通信速度、店舗サポート、メール、通話料、端末確認など格安SIMの注意点を周囲のアイコンで示した図解イラスト

格安SIMに変えると、困ることがまったくないわけではありません。特に、通信速度、店舗サポート、キャリアメール、初期設定、通話料、端末対応などは、乗り換え前に確認しておきたいポイントです。

ただし、多くの不安は事前に確認しておくことで避けやすくなります。格安SIMは「安いからすぐ乗り換える」のではなく、自分の使い方に合うかを見て選ぶことが大切です。

この記事では、格安SIMに変えると困りやすいことと、その対策を初心者向けにわかりやすく整理します。

ポイント

  • 格安SIMに変えると、通信速度やサポート面で不便を感じる場合があります。
  • キャリアメール、端末対応、通話料、家族割などは乗り換え前に確認しましょう。
  • 困る可能性を知ってから選べば、乗り換え後の失敗を減らしやすくなります。
目次

格安SIMに変えると困ることはある?

格安SIMに変えると、使い方によっては困ることがあります。

たとえば、昼休みや夕方に通信速度が落ちやすい、近くに相談できる店舗が少ない、キャリアメールをそのまま使えない、初期設定を自分で行う必要がある、といった点です。

一方で、これらはすべての人に大きな問題になるわけではありません。家ではWi-Fiを使うことが多い人、オンライン手続きに抵抗が少ない人、キャリアメールをほとんど使っていない人であれば、あまり不便を感じない場合もあります。

大切なのは、自分がどこで困りそうかを先に知っておくことです。

困ること1:時間帯によって通信速度が遅く感じることがある

格安SIMでよく気にされるのが、通信速度です。

特に、昼休み、夕方、夜など多くの人がスマホを使う時間帯は、通信が混み合い、速度が遅く感じることがあります。Webページの表示が遅い、SNSの画像読み込みに時間がかかる、動画が止まりやすいといった不便につながる場合があります。

ただし、通信速度は事業者、回線、地域、時間帯、端末、建物の環境によって変わります。すべての格安SIMが同じように遅いわけではありません。

対策:使う時間帯と用途を考えて選ぶ

外出先で動画を長時間見る人、仕事でテザリングを使う人、オンライン会議をする人は、料金だけでなく通信品質も確認しましょう。

反対に、外ではメールやLINE、地図アプリが中心で、動画は自宅のWi-Fiで見る人なら、大きな不便を感じにくい場合もあります。

困ること2:店舗で相談しにくい場合がある

格安SIMは、オンライン申し込みを中心にしているサービスが多くあります。

そのため、大手キャリアのように近くの店舗で相談しながら契約したい人にとっては、不安を感じることがあります。

申し込み、本人確認、SIMカードの差し替え、eSIMの設定、APN設定、プラン変更などを自分で行う場面があるため、スマホの設定が苦手な人は注意が必要です。

対策:サポート方法を先に確認する

契約前に、チャット、電話、店舗、オンラインヘルプなど、どのサポートが使えるか確認しましょう。

店舗サポートが必要な人は、実店舗で相談できるサービスや、初期設定サポートが用意されているサービスを選ぶと安心です。

注意点

  • サポート体制は格安SIM事業者によって大きく異なります。
  • 店舗がある場合でも、すべての手続きに対応しているとは限りません。
  • 申し込み前に、公式サイトでサポート内容と受付条件を確認しましょう。

困ること3:キャリアメールが使いにくくなる場合がある

大手キャリアのメールアドレスを使っている人は、格安SIMに変える前に注意が必要です。

キャリアメールとは、携帯会社が提供しているメールアドレスのことです。乗り換え後はそのまま使えない場合や、有料の持ち運びサービスが必要になる場合があります。

キャリアメールを銀行、学校、職場、ネットショップ、サブスク、各種会員登録に使っている場合は、乗り換え前に登録先を確認しておきましょう。

対策:フリーメールへ少しずつ移行する

今後も乗り換えの自由度を高めたい場合は、Gmailなどのフリーメールへ少しずつ登録先を変更しておくと安心です。

ただし、重要な連絡先を一度に変更すると漏れが出やすいため、銀行、クレジットカード、学校、職場、公共サービスなど、重要度の高いものから確認しましょう。

困ること4:今のスマホがそのまま使えない場合がある

格安SIMでは、今使っているスマホをそのまま使える場合があります。しかし、すべての端末で使えるわけではありません。

対応回線、対応バンド、SIMロック、SIMカードのサイズ、eSIM対応、端末の状態などによって、使えるかどうかが変わります。

端末が対応していないと、SIMを入れても通信できない、電波をつかみにくい、通話や一部機能が使いにくいといった問題が起こることがあります。

対策:動作確認端末を確認する

乗り換え先の公式サイトには、動作確認端末の一覧が用意されていることがあります。

自分のスマホの機種名、型番、購入元を確認し、申し込み前に対応状況を見ておきましょう。端末を同時に購入する場合も、端末価格や分割条件、保証内容は最新情報を確認してください。

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困ること5:通話料が思ったより高くなる場合がある

格安SIMは月額料金を抑えやすい一方で、通話の使い方によっては合計額が高くなる場合があります。

特に、仕事や家族との連絡で電話をよく使う人は注意が必要です。基本料金だけを見て安いと思っても、通話料が加わると想定より安くならないことがあります。

対策:かけ放題や通話オプションを確認する

短い通話が多い人、長電話が多い人、ほとんど電話を使わない人では、合う通話オプションが違います。

乗り換え前に、直近の通話時間や通話料を確認し、必要に応じてかけ放題オプションを含めた合計額で比較しましょう。

困ること6:家族割やセット割が外れる場合がある

大手キャリアで家族割や光回線とのセット割を使っている場合、格安SIMに変えることで割引条件が変わることがあります。

自分の回線だけ乗り換えたつもりでも、家族全体の割引額に影響する場合があります。結果として、自分のスマホ代は下がっても、家族全体では差が小さいこともあります。

対策:家族全体の合計額で比較する

乗り換え前には、自分の回線だけでなく、家族全員のスマホ代、光回線、セット割、端末代を含めて確認しましょう。

通信費は1回線だけで見るより、家計全体で見たほうが判断しやすくなります。

困ること7:キャリア決済や一部サービスが使えなくなる場合がある

キャリア決済を使ってサブスクやアプリ課金をしている人は、乗り換え前に支払い方法を確認しておきましょう。

格安SIMに変えると、これまで使っていたキャリア決済が使えなくなる場合があります。また、留守番電話、迷惑電話対策、家族向け機能など、一部のオプションが変わることもあります。

対策:支払い方法と利用中サービスを確認する

サブスク、アプリ、ネットショップ、ゲーム、クラウドサービスなどの支払い方法を確認し、必要に応じてクレジットカードや別の決済方法へ変更しておきましょう。

また、現在使っているオプションが乗り換え後も必要かどうかを整理しておくと、不要な費用を減らすきっかけにもなります。

格安SIMに変える前の確認チェックリスト

格安SIMに変える前には、次の項目を確認しておくと安心です。

  • 毎月のデータ使用量を確認したか
  • 通話料や通話時間を確認したか
  • 今のスマホが乗り換え先で使えるか確認したか
  • キャリアメールを使っている登録先を確認したか
  • 家族割や光回線セット割への影響を確認したか
  • サポート方法が自分に合っているか確認したか
  • キャンペーンや契約条件を公式サイトで確認したか

このチェックをしておくと、乗り換え後に「思っていたのと違った」と感じるリスクを減らしやすくなります。

よくある質問

格安SIMに変えると必ず不便になりますか?

必ず不便になるわけではありません。使い方に合っていれば、問題なく使える場合もあります。ただし、通信速度、サポート、メール、通話料、端末対応などは事前に確認しましょう。

スマホに詳しくない人は格安SIMを避けたほうがいいですか?

避けたほうがいいとは限りません。ただし、申し込みや初期設定を自分で行う場面があるため、サポート方法が自分に合っているかを確認することが大切です。

キャリアメールを使っている場合はどうすればいいですか?

まず、どのサービスにキャリアメールを登録しているか確認しましょう。必要に応じて、フリーメールへの変更や、キャリアメール持ち運びサービスの利用を検討します。条件は変わることがあるため、公式情報を確認してください。

格安SIMにしても電話番号は使えますか?

電話番号を引き継ぐ手続きをすれば、今の番号を使える場合があります。手続き方法や対応状況は事業者によって異なるため、乗り換え先の案内を確認しましょう。

まとめ

格安SIMに変えると、通信速度、店舗サポート、キャリアメール、初期設定、端末対応、通話料、割引条件などで困ることがあります。

ただし、これらは事前に確認しておけば対策しやすい内容です。自分のデータ使用量、通話の使い方、端末、サポートの必要性を整理してから選ぶことで、乗り換え後の不安を減らしやすくなります。

格安SIMは、すべての人に同じように合うものではありません。料金だけでなく、使い勝手も含めて比較し、自分に合う選択肢かどうかを落ち着いて確認しましょう。

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