格安SIMの通信速度が遅いと言われる理由

スマホとSIMカードを中心に、格安SIMの通信速度が遅く感じる理由を、速度メーター、混雑する時間帯、建物内の電波、動画読み込み、端末対応のアイコンで示した図解イラスト

格安SIMについて調べていると、「通信速度が遅い」「昼になるとつながりにくい」といった声を見かけることがあります。

格安SIMがいつでも必ず遅いわけではありません。ただし、大手キャリアと比べて、時間帯や場所によって速度の差を感じやすい場合があります。

この記事では、格安SIMの通信速度が遅いと言われる理由と、乗り換え前に確認したいポイントを初心者向けにわかりやすく整理します。

ポイント

  • 格安SIMは、時間帯や地域によって通信速度が変わることがあります。
  • 昼休み、夕方、夜など利用者が増えやすい時間帯は、遅く感じる場合があります。
  • 速度だけでなく、使う場所、用途、データ容量、速度制限時の条件も確認しましょう。
目次

格安SIMは本当に遅いのか

格安SIMは「必ず遅い」とは言えません。問題なく使える人もいれば、時間帯によって遅く感じる人もいます。

たとえば、家ではWi-Fiを使い、外ではLINE、メール、地図アプリ、簡単な検索が中心の人なら、大きな不便を感じにくい場合があります。

一方で、外出先で動画を長時間見る人、テザリングでパソコンを使う人、オンライン会議をする人、ゲームをよくする人は、速度の変化を感じやすいことがあります。

つまり、格安SIMの通信速度は「サービスそのもの」だけでなく、「どこで・いつ・何に使うか」によって満足度が変わります。

格安SIMの通信速度が遅いと言われる理由

利用者が多い時間帯に混み合いやすい

格安SIMが遅いと言われやすい理由のひとつは、利用者が多い時間帯に通信が混み合いやすいことです。

特に、昼休みの時間帯、夕方の帰宅時間、夜の利用が集中する時間帯は、スマホを使う人が増えます。その結果、Webページの表示が遅い、SNSの画像が読み込みにくい、動画が止まりやすいと感じることがあります。

ただし、混雑の影響は事業者やプランによって違います。同じ格安SIMでも、使う地域や時間帯によって体感が変わることがあります。

大手キャリアの回線を借りて提供している場合がある

格安SIMの多くは、大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しています。

回線を借りる仕組み自体は問題ではありませんが、利用できる通信の量や設備の状況によって、混雑時に速度が落ちやすくなる場合があります。

そのため、通常時は問題なく使えても、利用が集中する時間だけ遅く感じることがあります。

場所や建物の影響を受けることがある

通信速度は、利用する場所にも左右されます。

地下、ビルの中、マンションの奥まった部屋、駅周辺、人が多い商業施設などでは、電波が届きにくかったり、利用者が多かったりして、速度が落ちやすいことがあります。

これは格安SIMだけでなく、スマホ回線全般に関係することです。ただし、回線の種類や端末の対応状況によって、差を感じる場合があります。

端末が回線に合っていない場合がある

今使っているスマホをそのまま格安SIMで使う場合、端末が対応しているか確認が必要です。

端末の対応バンド、SIMロック、eSIM対応、動作確認状況などが合っていないと、電波をつかみにくい、通信が安定しにくいといった原因になることがあります。

「SIMを入れれば使えるはず」と思い込まず、契約前に公式サイトの動作確認端末を確認しましょう。

注意点

  • 通信速度は、事業者、プラン、地域、時間帯、建物、端末によって変わります。
  • 「格安SIMだから必ず遅い」と決めつけず、自分の使い方に合うか確認しましょう。
  • 対応エリア、速度制限、動作確認端末などは、申し込み前に公式サイトで最新情報を確認してください。

遅く感じやすい時間帯と使い方

昼休みの時間帯

昼休みは、格安SIMで速度が気になりやすい時間帯のひとつです。

多くの人が同じ時間にスマホを使うため、SNS、ニュース、動画、決済アプリなどの読み込みが遅く感じることがあります。

昼休みに外で動画を見たり、大きなファイルをダウンロードしたりする人は、通信速度の評判や実測情報を確認しておくと安心です。

夕方から夜の時間帯

夕方から夜も、スマホの利用が増えやすい時間帯です。

通勤・通学中に動画を見る人、自宅でWi-Fiを使わずスマホ回線を使う人が増えると、回線が混み合うことがあります。

夜にオンライン会議、動画視聴、ゲームなどをする人は、データ容量だけでなく速度の安定性も確認しましょう。

テザリングや動画視聴をよく使う場合

テザリングでパソコンを使う場合や、外出先で動画をよく見る場合は、通信速度の影響を受けやすくなります。

低容量プランや速度制限後の通信では、動画の画質を下げる必要があったり、読み込みに時間がかかったりすることがあります。

外で重い通信をよく使う人は、通信品質を重視したプランや、容量に余裕のあるプランも比較しましょう。

関連記事

格安SIMで失敗しやすいポイントを先に確認したい場合は、こちらも参考になります。

通信速度を見るときに確認したい項目

最大速度だけで判断しない

通信サービスの説明には、最大通信速度が表示されていることがあります。

ただし、最大速度は理論上の数値であり、実際の利用環境でいつも出る速度ではありません。スマホを使う場所、時間帯、混雑状況、端末によって実際の速度は変わります。

そのため、最大速度だけで選ぶのではなく、普段使う時間帯に問題なく使えそうかを確認することが大切です。

速度制限時の条件を確認する

データ容量を使い切ったあとに、どのくらいの速度で使えるかも確認しましょう。

速度制限時でもメールやLINE程度なら使える場合がありますが、動画視聴や画像の多いSNSは使いにくくなることがあります。

また、一定期間に大量の通信を使うと速度が制限される条件がある場合もあります。契約前に、速度制限の条件を確認しておくと安心です。

対応エリアと利用する回線を確認する

格安SIMを選ぶときは、どの回線を使うかも確認しましょう。

同じ地域でも、利用する回線によってつながりやすさが変わる場合があります。自宅、職場、学校、よく行く場所で使いやすいかを確認することが大切です。

対応エリアは変わることがあるため、申し込み前に公式サイトのエリア情報を確認しましょう。

通信速度で後悔しないための選び方

自分の使い方を整理する

まずは、自分がスマホをどのように使っているか整理しましょう。

外出先ではLINEや検索だけなのか、動画をよく見るのか、テザリングを使うのか、仕事で安定した通信が必要なのかによって、選ぶべきプランは変わります。

あまり重い通信をしない人なら、料金を抑えたプランでも十分な場合があります。一方で、外出先で通信をよく使う人は、速度や容量に余裕を持った選び方が安心です。

口コミは参考にしつつ、自分の環境で考える

利用者の口コミや評判は参考になりますが、すべてをそのまま自分に当てはめることはできません。

同じ格安SIMでも、住んでいる地域、よく使う時間帯、端末、建物の環境によって体感速度は変わります。

口コミを見るときは「どの時間帯に」「どの地域で」「どんな使い方をしている人の感想か」を意識しましょう。

不安がある場合はサブ回線から試す方法もある

通信速度が不安な場合は、いきなりメイン回線を乗り換えず、サブ回線として試す方法もあります。

対応端末やeSIMを使える環境であれば、少ない容量のプランで試してから判断できる場合があります。

ただし、初期費用、解約条件、キャンペーン条件は事業者によって異なります。試す場合も、公式サイトで最新条件を確認しましょう。

よくある質問

格安SIMは昼になると必ず遅くなりますか?

必ず遅くなるわけではありません。ただし、昼休みは利用者が増えやすいため、サービスや地域によっては遅く感じる場合があります。

動画を見るなら格安SIMは避けたほうがいいですか?

避けたほうがいいとは限りません。自宅のWi-Fiで動画を見ることが多い人なら問題になりにくい場合があります。外出先で長時間動画を見る人は、容量と速度制限時の条件を確認しましょう。

通信速度はどこを見れば判断できますか?

最大速度だけでなく、速度制限時の条件、対応エリア、利用する回線、実際に使う時間帯での評判を確認しましょう。自分がよく使う場所で使いやすいかが重要です。

通信速度が心配な人はどう選べばいいですか?

外出先での用途を整理し、動画、テザリング、オンライン会議などをよく使う場合は、通信品質や容量に余裕のあるプランを検討しましょう。不安が大きい場合は、サブ回線で試す方法もあります。

まとめ

格安SIMの通信速度が遅いと言われる理由は、利用者が多い時間帯の混雑、回線の仕組み、場所や建物の影響、端末の対応状況などが関係しています。

ただし、格安SIMがいつでも必ず遅いわけではありません。使う場所、時間帯、用途によっては、問題なく使える場合もあります。

乗り換え前には、最大速度だけで判断せず、速度制限時の条件、対応エリア、動作確認端末、自分の使い方を確認しましょう。料金と使いやすさのバランスを見て選ぶことが、後悔を減らすポイントです。

関連記事

格安SIMの乗り換え前に確認したい内容は、こちらも参考になります。

目次