Androidスマホのデータ通信量を節約したいときは、まず「どのアプリがデータを使っているか」を確認し、そのうえでデータセーバーやアプリごとのバックグラウンド通信を見直すのが基本です。
設定を変えるだけで無駄な通信を抑えやすくなりますが、必要な通知が遅れたり、外出先で使いたいアプリが動きにくくなったりすることもあります。この記事では、Android初心者の方でも確認しやすい順番で、データ通信量を節約する設定を整理します。
ポイント
- 最初にアプリごとのデータ使用量を確認する
- データセーバーをオンにすると、バックグラウンド通信を抑えやすい
- 必要なアプリは「無制限のデータアクセス」などで例外設定できる場合がある
- データ警告や上限設定を使うと、使いすぎに気づきやすくなる
Androidのデータ通信量を節約する前に確認すること
最初に確認したいのは、どのアプリがデータ通信量を多く使っているかです。原因が分からないまま設定を変えるより、使用量の多いアプリから見直した方が無理なく節約しやすくなります。
一般的なAndroidスマホでは、次のような手順でデータ使用量を確認できます。
- 「設定」アプリを開く
- 「ネットワークとインターネット」または「接続」をタップする
- 「インターネット」「モバイルネットワーク」「データ使用量」などを開く
- 「アプリのデータ使用量」などで、アプリごとの使用量を確認する
動画アプリ、SNS、地図アプリ、音楽アプリ、写真バックアップアプリなどは、使い方によってデータ通信量が大きくなりやすいです。まずは上位に表示されているアプリを見て、外出先で本当に必要かを確認しましょう。
注意点
- Androidはメーカーや機種によって、設定画面の名前や場所が異なります。
- 正確な残りデータ容量は、契約している通信会社のアプリやマイページでも確認しましょう。
- 仕事用・個人用など複数SIMを使っている場合は、どの回線のデータ使用量かも確認してください。
まず試したいのは「データセーバー」
Androidでデータ通信量を節約したいとき、最初に確認したい設定が「データセーバー」です。
データセーバーをオンにすると、アプリがバックグラウンドで行う通信を抑えやすくなります。外出先でギガを節約したい人、毎月のデータ容量が足りなくなりやすい人は、まず確認しておきたい設定です。
データセーバーをオンにする手順
一般的な手順は次のとおりです。
- 「設定」アプリを開く
- 「ネットワークとインターネット」をタップする
- 「データセーバー」をタップする
- 「データセーバーを使用」をオンにする
機種によっては、「接続」「モバイルネットワーク」「データ使用量」などの中に似た項目があります。見つからない場合は、設定アプリ内の検索で「データセーバー」と入力して探すと分かりやすいです。
データセーバーを使うときの注意点
データセーバーは、データ通信を完全に止める設定ではありません。あくまで、バックグラウンド通信などを抑えやすくするための機能です。
また、アプリによっては通知が遅れたり、画像や動画の読み込みが控えめになったりすることがあります。連絡用アプリ、決済アプリ、仕事で使うアプリなどは、設定後に問題なく使えるか確認しておきましょう。
必要なアプリは例外設定にする
データセーバーをオンにしても、すべてのアプリを同じように制限する必要はありません。Androidでは、必要なアプリだけデータセーバーの制限を受けにくくする設定が用意されている場合があります。
たとえば、家族との連絡アプリ、仕事のチャットアプリ、決済アプリ、見守りアプリなどは、バックグラウンド通信が必要になることがあります。
例外設定の確認手順
- 「設定」アプリを開く
- 「ネットワークとインターネット」をタップする
- 「データセーバー」を開く
- 「無制限のデータアクセス」などをタップする
- 必要なアプリをオンにする
この設定を使うと、データセーバーをオンにしていても、指定したアプリはモバイルデータ通信を使いやすくなります。節約を優先しつつ、必要な通知や同期は残したいときに役立ちます。
アプリごとのバックグラウンド通信を見直す
データ通信量が多いアプリが分かったら、アプリごとのバックグラウンド通信も見直しましょう。
バックグラウンド通信とは、アプリを開いていないときにも情報を取得したり、通知を受け取ったりする通信のことです。便利な一方で、気づかないうちにデータ通信量が増える原因になることがあります。
見直し候補になりやすいアプリ
- 動画アプリ
- SNSアプリ
- ニュースアプリ
- 買い物アプリ
- クラウド写真・ファイル保存アプリ
一方で、メッセージアプリ、電話アプリ、地図アプリ、決済アプリ、防災アプリなどは、外出先で必要になることがあります。通信量を抑えたい場合でも、生活に必要なアプリまで無理に制限しないようにしましょう。
アプリ別の設定を確認する手順
機種によって表示名は異なりますが、一般的には次のような流れで確認できます。
- 「設定」アプリを開く
- 「アプリ」をタップする
- 対象のアプリを選ぶ
- 「モバイルデータとWi-Fi」または「データ使用量」を開く
- 「バックグラウンドデータ」などの項目を確認する
項目名は「バックグラウンドデータ」「バックグラウンドでのデータ使用を許可」など、機種によって変わることがあります。見つからない場合は、設定アプリ内でアプリ名や「データ使用量」と検索してみましょう。
データ警告と上限設定を使う
毎月のデータ容量を使い切りやすい人は、データ警告や上限設定も確認しておくと安心です。
データ警告を設定すると、指定した使用量に近づいたときに通知を受け取れる場合があります。データ上限を設定すると、一定量に達したときにモバイルデータ通信を自動的に止める設定が用意されている機種もあります。
データ警告を設定する手順
- 「設定」アプリを開く
- 「ネットワークとインターネット」をタップする
- 「インターネット」または「モバイルネットワーク」を開く
- 携帯会社名の横にある設定アイコンをタップする
- 「データ使用量の警告と制限」を開く
- 「データ警告」を設定する
上限設定は便利ですが、設定した容量に達するとモバイルデータ通信が止まる場合があります。外出先で地図や決済アプリが使えないと困る人は、少し余裕を持った数値にするか、まずは警告だけを使うとよいでしょう。
アプリ内のデータ節約設定も確認する
Android本体の設定だけでなく、アプリ内の設定もデータ通信量に影響します。特に動画、SNS、音楽、写真バックアップ系のアプリは、アプリ内設定を見直すだけで通信量を抑えやすくなります。
- 動画アプリの画質を低め、または自動にする
- SNSの動画自動再生をオフ、またはWi-Fi時のみにする
- 音楽や動画はWi-Fi環境でダウンロードしておく
- 写真や動画のバックアップはWi-Fi接続時のみにする
- 地図アプリのオフラインマップを活用する
「データ節約」「画質」「自動再生」「ダウンロード」「バックアップ」などの項目を探すと、通信量を抑える設定が見つかりやすいです。
データ通信量を節約するおすすめの順番
どこから設定すればよいか迷う場合は、次の順番で進めると分かりやすいです。
- アプリごとのデータ使用量を確認する
- データセーバーをオンにする
- 必要なアプリを例外設定にする
- 使用量が多いアプリのバックグラウンド通信を見直す
- データ警告を設定する
- 動画・SNS・写真バックアップなどのアプリ内設定を見直す
一度にすべて変える必要はありません。まずはデータセーバーとアプリごとの使用量確認から始めるだけでも、どこでギガを使っているか分かりやすくなります。
よくある質問
データセーバーをオンにするとアプリは使えなくなりますか?
基本的に使えなくなるわけではありません。ただし、バックグラウンド通信が抑えられるため、通知や同期が遅れることがあります。必要なアプリは例外設定を確認しましょう。
データセーバーと機内モードは同じですか?
同じではありません。データセーバーは通信量を抑えるための設定で、通信を完全に止める機能ではありません。機内モードはモバイル通信やWi-Fiなどの通信をまとめて停止するための設定です。
バックグラウンド通信は全部オフにした方がいいですか?
全部オフにすると、必要な通知や同期まで遅れる可能性があります。動画、SNS、ニュース、買い物アプリなど、常に更新されなくても困りにくいアプリから見直すのがおすすめです。
設定を変えてもデータ通信量が減らない場合は?
動画視聴、SNSの自動再生、テザリング、写真や動画のバックアップなどが原因になっている可能性があります。通信会社のアプリやマイページで使用量を確認しながら、使い方もあわせて見直しましょう。
まとめ
Androidのデータ通信量を節約したいときは、まずアプリごとのデータ使用量を確認し、データセーバーやバックグラウンド通信の設定を見直しましょう。
特に効果を感じやすいのは、データセーバー、アプリ別のバックグラウンド通信の見直し、データ警告の設定、動画・SNSアプリ内のデータ節約設定です。
ただし、連絡用アプリや決済アプリ、防災アプリなどまで制限すると、必要な場面で使いにくくなることがあります。節約と使いやすさのバランスを見ながら、使用量の多いアプリから少しずつ調整しましょう。
Androidはメーカーや機種によって設定画面の名前が異なるため、見つからない場合は設定アプリ内の検索や、利用中のスマホメーカー・通信会社の公式案内も確認して進めてください。
