はじめに(大切なお知らせ)
この記事は、心理学や医学の専門家が書いたものではありません。
子どもとの死別を経験した私が、葬儀や手続きがひと段落した後に反動のようなしんどさが来た時期を、 個人の体験談として記録しています。
※強い不眠・食欲不振・自分を傷つけたい気持ちがある場合は、医療機関や相談窓口に頼ってください。
葬儀の最中は、やることが多くて、気が張っていました。
でも終わった途端、糸が切れたように動けなくなりました。
私の場合、「悲しみ」より先に空っぽが来た感じでした。
目次
葬儀が終わった翌日から、身体が動かなかった
葬儀の翌朝、目が覚めた瞬間に「もう無理だ」と思いました。
起き上がれない。食べられない。何もしたくない。
それでも手続きは待ってくれません。
私は「頑張らなきゃ」と思うほど、さらに苦しくなりました。
だからその1週間は、“生きるための最低限”だけで合格にしました。
最初の1週間で「やらない」と決めたこと
- 元気なふりをしない
- 完璧に片付けない(今日は1つで合格)
- 説明を頑張らない(言葉が出ない日は出ない)
- 「普通に戻る」ことを目標にしない
やってよかった最低限(私の場合)
- 飲み物だけは切らさない(脱水を避ける)
- 食べられるものを家に置く(ゼリー、スープなど)
- 横になる時間を確保する(眠れなくても合格)
- 連絡は定型文で返す(短くでいい)
人に会うのがしんどい時の断り方
私は、人に会うと「気を遣う自分」に疲れてしまいました。
だから断る時は、理由を長く説明せず、短く決めました。
- 「今は会う元気がなくて、ごめんなさい」
- 「落ち着いたらこちらから連絡します」
つらさが限界のとき
安全のためのお願い
もし、眠れない・食べられない状態が続く/日常生活が保てない/自分を傷つけたい気持ちが出てくる場合は、 医師やカウンセラー、地域の相談窓口に頼ってください。
葬儀のあとに反動が来るのは、私だけではないと後から知りました。
今もし同じように動けないなら、あなたが弱いからではありません。
まずは今日を越える。そのための「最低限」で合格にしていいと思います。
