はじめに(大切なお知らせ)
この記事は、心理学や医学の専門家が書いたものではありません。
子どもとの死別を経験した私が、周囲の言葉に傷ついた時期のことを個人の体験談として記録しています。
悲しみに沈んでいる時、優しさで言ってくれた言葉が刺さることがあります。
私にとって特につらかったのは、「時間が解決するよ」でした。
目次
なぜ「時間が解決するよ」が苦しかったのか
その言葉を聞いた瞬間、私は「今つらい私が間違い」と言われた気がしました。
そして、もっと頑張って元気なふりをしなければ、と追い込まれました。
10年経った今も、悲しみが消えるわけではありません。
だからこそ、当時の私は「解決」という言葉に置いていかれる感じがして、苦しかったのだと思います。
傷ついたあと、私が決めた“3つのルール”
- つらくなる場所・人からは離れていい
- 説明しなくていい(言葉が出ない日は出ない)
- 「分かってもらう」ことを目標にしない
距離を取るときに使った短い言い方
長く説明すると、こちらがまた傷つきます。
私は短い言い方にしました。
- 「今はその話をする余裕がないです。ごめんなさい」
- 「落ち着いたら、こちらから連絡します」
- 「今は静かに過ごしたいです」
10年経っても:分かってもらえなくて当然、と思えた日
最近やっと、「分かってもらえないのが普通」と思える日が増えました。
これは諦めではなく、私の心を守るための現実的な考え方でした。
つらさが限界のとき
安全のためのお願い
眠れない・食べられない状態が続く/日常生活が保てない/自分を傷つけたい気持ちが出てくる場合は、 医療機関や相談窓口に頼ってください。
誰かの言葉で傷つくのは、あなたが弱いからではありません。
今は距離を取ることも、立派な「自分を守る選択」だと思います。
