挙式のみの結婚式は非常識ではない理由と成功させる方法

挙式のみの結婚式を検討しているカップルの中には、周囲から「非常識」と言われて悩んでいる方が少なくありません。しかし、現代では結婚式のスタイルが多様化しており、挙式のみを選択することは決して非常識ではありません。

むしろ、健康上の理由や経済的な事情、価値観の違いなど、正当な理由があって挙式のみを選ぶカップルが増えています。リクルートブライダル総研の調査によると、結婚式を挙げたカップルの5.1%が挙式のみを選択しており、特に花嫁が35歳以上の場合は12.8%にのぼります。

目次

挙式のみの結婚式が非常識でない背景

現代社会では、結婚式に対する考え方が大きく変化しています。かつては大勢のゲストを招いて盛大に行うことが当たり前とされていましたが、今では新郎新婦の価値観や事情に合わせた多様なスタイルが受け入れられています。

挙式のみを選択する理由は様々で、どれも合理的で正当な判断といえます。特に健康面や経済面での配慮は、責任ある大人の選択として評価されるべきでしょう。

現代の結婚式は多様化し挙式のみも一般的になっている

結婚式のスタイルは時代とともに大きく変化してきました。昭和の時代には仲人を立てて会社の上司や同僚を多数招待することが一般的でしたが、現在では新郎新婦の希望を最優先に考える傾向が強くなっています。

コロナ禍の影響により、この変化はさらに加速しました。感染対策の観点から少人数での結婚式が推奨され、挙式のみや家族のみでの結婚式が社会的に受け入れられるようになりました。多くの結婚式場でも挙式のみのプランが充実しており、業界全体がこのニーズに対応しています。

結婚式場の予約サイトでも、挙式のみや少人数婚の特集が組まれることが多く、もはや特別なことではありません。結婚情報誌でも挙式のみの特集記事が頻繁に掲載され、一般的な選択肢として認知されています。価値観の多様化が進む現代において、挙式のみを選択することは自然な流れといえるでしょう。

病気や体調への配慮は合理的な判断である

健康上の理由で挙式のみを選択することは、非常に合理的で責任ある判断です。うつ病やパニック障害などの精神的な疾患を抱えている場合、大勢の人が集まる披露宴は症状を悪化させるリスクがあります。医師からも大人数の集まりを避けるよう指導されることが多く、医学的な根拠に基づいた選択といえます。

体調面での配慮は本人だけでなく、ゲストにとっても重要な要素です。無理をして披露宴を行い、途中で体調を崩してしまえば、せっかく参加してくれたゲストにも迷惑をかけることになります。自分の体調を正しく把握し、適切な範囲で結婚式を行うことは、ゲストへの配慮でもあります。

妊娠中のつわりや産後の体調不良、持病による体力の制限など、様々な健康上の理由があります。これらの状況で挙式のみを選択することは、決して逃げや妥協ではなく、現実的で賢明な判断といえるでしょう。

経済的負担を考慮した選択は賢明である

結婚式にかかる費用は決して安くありません。一般的な披露宴を含む結婚式の平均費用は300万円を超えることが多く、新生活のスタートを切る新郎新婦にとって大きな負担となります。挙式のみであれば費用を大幅に抑えることができ、その分を新居の準備や新婚旅行、将来の貯蓄に回すことが可能です。

経済的な理由で挙式のみを選択することは、むしろ計画性があり責任感のある行動といえます。無理をして借金をしてまで豪華な結婚式を行うよりも、身の丈に合った範囲で心のこもった挙式を行う方が、長期的に見て賢明な選択でしょう。

奨学金の返済や住宅ローンの準備、親の介護費用など、若い世代が抱える経済的な課題は多岐にわたります。こうした現実的な問題を考慮して挙式のみを選択することは、大人としての責任ある判断として評価されるべきです。

挙式のみを選ぶ人の実際の理由と体験談

挙式のみを選択するカップルの理由は多様で、それぞれに深い背景があります。健康上の問題から経済的な事情、価値観の違いまで、様々な要因が絡み合っています。

実際の体験談を見ると、挙式のみを選択したカップルの多くが満足度の高い結婚式を実現していることがわかります。制約があるからこそ、本当に大切なものを見極めることができたという声も多く聞かれます。

うつ病など健康上の理由で選択するケース

精神的な疾患を抱えるカップルにとって、大勢の人が集まる披露宴は大きなストレス要因となります。うつ病の場合、人混みや注目を集める状況で症状が悪化することがあり、医師からも避けるよう指導されることが一般的です。

パニック障害を患っている場合、閉鎖的な空間に多くの人がいる状況で発作が起きる可能性があります。せっかくの結婚式で体調を崩してしまっては、本人にとってもゲストにとっても辛い思い出となってしまいます。挙式のみであれば時間も短く、参加者も限定されるため、体調管理がしやすくなります。

社交不安障害や対人恐怖症などの症状がある場合、多くの視線を集める披露宴は耐え難い苦痛となることがあります。医師の診断書がある場合は、周囲の理解も得やすく、挙式のみという選択に納得してもらいやすくなります。健康を最優先に考えた選択は、決して非常識ではありません。

親族関係の複雑さから身内のみを選ぶケース

家族や親族の関係が複雑な場合、挙式のみや身内のみの結婚式を選択することがあります。離婚や再婚が絡む家庭環境では、どこまでを招待するかの判断が非常に難しくなります。親族間に確執がある場合、大きな披露宴を開くことでかえって問題が表面化してしまう可能性もあります。

国際結婚の場合、文化や宗教の違いから大規模な披露宴の開催が困難になることがあります。お互いの家族が遠距離に住んでいる場合、全員が参加できる日程調整も困難です。こうした状況では、挙式のみや分割開催という選択肢が現実的な解決策となります。

養子縁組や複雑な家族構成がある場合、招待者の線引きが非常に難しくなります。トラブルを避けるために最小限の身内のみで挙式を行うことは、賢明な判断といえるでしょう。家族の事情を考慮した選択は、周囲も理解を示すことが多いものです。

シンプルな式を望むカップルの事例

価値観として、シンプルで心のこもった結婚式を望むカップルも増えています。派手な演出や豪華な料理よりも、大切な人たちとの時間を重視する傾向が強くなっています。こうしたカップルにとって、挙式のみは理想的な選択肢となります。

環境への配慮から、無駄な消費を避けたいと考えるカップルもいます。大量の料理や装花、引き出物などを用意する披露宴よりも、必要最小限の挙式のみを選択することで、持続可能なライフスタイルを実践したいという意識があります。

仕事が非常に忙しく、結婚式の準備に十分な時間を割けないカップルもいます。医師や看護師、研究者など、社会的に重要な職業に就いている場合、長期間の準備期間を確保することが困難です。挙式のみであれば準備期間を短縮でき、仕事への影響を最小限に抑えることができます。

挙式のみに対する周囲の反応への対処法

挙式のみを選択した際に、周囲から理解を得られないケースがあります。特に年配の親族や古い価値観を持つ友人からは、批判的な意見を受けることもあるでしょう。

しかし、適切な対応をすることで、多くの場合は理解を得ることができます。大切なのは、自分たちの選択に自信を持ち、誠実に説明することです。

友人から非常識と言われた時の適切な返答

友人から「非常識」と言われた場合、感情的にならずに冷静に対応することが重要です。まず、友人の意見を聞く姿勢を示し、その上で自分たちの事情や考えを説明しましょう。健康上の理由がある場合は、医師からの指導があることを伝えると理解されやすくなります。

経済的な理由の場合は、「新生活の準備を優先したい」「将来のために貯蓄したい」といった前向きな理由として説明することが効果的です。価値観の違いについては、「私たちにとって大切なのは式の規模ではなく、気持ちです」といった表現で伝えると良いでしょう。

それでも理解してもらえない場合は、「結婚式のスタイルは人それぞれで、どれが正解ということはないと思います」と穏やかに伝えましょう。最終的に理解されなくても、自分たちの選択に間違いはないという確信を持つことが大切です。無理に納得させようとせず、時間が解決してくれることもあります。

事前報告と事後報告どちらが良いか

挙式のみを行う場合、友人や知人への報告のタイミングは慎重に考える必要があります。事前に報告すると、「なぜ呼んでくれないのか」「披露宴もやるべきだ」といった意見を受ける可能性があります。一方、事後報告であれば、既に決まったこととして受け入れてもらいやすくなります。

事前報告のメリットは、理解のある友人からサポートを受けられることです。また、事情を知った上で応援してもらえると、精神的な支えになります。デメリットは、余計なアドバイスや批判を受ける可能性があることです。

事後報告のメリットは、批判や干渉を避けられることです。結婚の報告と同時に挙式が終了していることを伝えれば、「おめでとう」以外の反応は期待しにくくなります。デメリットは、一部の友人から「隠された」と感じられる可能性があることです。どちらを選ぶかは、関係性や相手の性格を考慮して判断しましょう。

理解してもらえない相手との距離の取り方

どんなに丁寧に説明しても、理解してもらえない相手がいることは避けられません。そうした場合は、無理に理解を求めず、適切な距離を保つことが重要です。結婚式の件で関係が悪化するのは残念ですが、本当に大切な友人であれば時間をかけて理解してくれるはずです。

しつこく批判を続ける相手には、「私たちの選択を尊重してほしい」とはっきり伝えましょう。それでも続く場合は、一時的に距離を置くことも必要です。結婚という人生の節目で、本当に大切な人間関係が見えてくることもあります。

職場の同僚など、完全に関係を断つことができない相手の場合は、話題を変える技術が必要です。「仕事の話をしましょう」「お疲れ様です」など、結婚式以外の話題に誘導することで、不快な議論を避けることができます。時間が経てば、多くの場合は自然に話題に上らなくなります。

挙式のみの結婚式を成功させるポイント

挙式のみの結婚式を成功させるためには、いくつかの重要なポイントがあります。限られた時間の中で満足度の高い結婚式を実現するためには、事前の準備と当日の演出が鍵となります。

シンプルだからこそ、一つ一つの要素に心を込めることが大切です。ゲストとの距離が近い分、細やかな配慮と温かい雰囲気作りが求められます。

式場選びで重視すべき条件

挙式のみの場合、式場選びは特に重要になります。まず考慮すべきは挙式会場の雰囲気です。荘厳で美しい空間であれば、短時間でも印象深い結婚式になります。自然光が入るチャペルや歴史ある神社など、写真映えする会場を選ぶと記念になります。

アクセスの良さも重要な要素です。高齢のゲストが多い場合は、駅から近い場所や駐車場が完備された会場を選びましょう。公共交通機関でのアクセスが良い場所であれば、遠方からのゲストも参加しやすくなります。

料金体系も確認が必要です。挙式のみのプランがあるか、追加料金がどの程度かかるかを事前に調べておきましょう。撮影料金や音響設備の使用料など、細かい費用も含めて総額を把握することが大切です。会場見学の際には、実際の挙式の様子を見学できるかも確認してみてください。

ゲストの範囲決めと招待方法

挙式のみの場合、ゲストの範囲を明確に決めることが重要です。一般的には両親、兄弟姉妹、祖父母までが基本となりますが、家族の事情によって調整が必要です。叔父叔母やいとこまで含めるかは、普段の関係性を考慮して決めましょう。

招待状は正式なものを送ることをおすすめします。挙式のみであることを明記し、時間や場所を正確に伝えましょう。「挙式後は記念撮影のみとなります」といった説明を加えると、ゲストも準備しやすくなります。

招待の際には、挙式のみを選択した理由を簡潔に説明することも大切です。健康上の理由や経済的な事情がある場合は、遠慮せずに伝えましょう。理解のあるゲストであれば、きっと応援してくれるはずです。返事の期限は余裕を持って設定し、ゲストが参加しやすい環境を整えることが重要です。

記念撮影や演出で特別感を演出する方法

挙式のみでも特別感を演出することは十分可能です。時間は短くても、印象深い結婚式にするための工夫があります。プロのカメラマンによる撮影は必須といえるでしょう。挙式の瞬間だけでなく、準備中やゲストとの自然な表情も記録に残すことで、後から見返した時の満足度が高まります。

音楽の選択も重要な要素です。入場曲や退場曲だけでなく、誓いの言葉の際のBGMも考慮しましょう。生演奏が可能な会場であれば、より印象深い結婚式になります。シンガーやヴァイオリニストの演奏があると、ゲストにとっても特別な体験となります。

装花や装飾にもこだわりを持ちましょう。予算は限られていても、ブーケやブートニア、会場装花で季節感や個性を表現できます。手作りのアイテムを取り入れることで、オリジナリティのある結婚式になります。

親族紹介や感謝の言葉で温かい雰囲気を作る

挙式のみの場合、親族紹介は特に重要な要素となります。お互いの家族を正式に紹介することで、両家の絆が深まります。簡潔でも心のこもった紹介をすることで、アットホームな雰囲気を演出できます。新郎新婦がそれぞれの家族について語ることで、ゲストにとっても印象深い時間となります。

感謝の言葉を伝える時間も設けましょう。両親への感謝、兄弟姉妹への感謝、そして参加してくれた全ての人への感謝を込めた挨拶は、挙式のみの結婚式を格上げします。手紙を読み上げる演出も効果的で、涙を誘う感動的な瞬間を作り出すことができます。

ゲスト一人一人との会話の時間も大切にしましょう。少人数だからこそ、全員とゆっくり話をすることができます。普段なかなか会えない親族との貴重な時間として、積極的にコミュニケーションを取ることで、温かい思い出となります。

プロのカメラマンによる撮影で思い出を残す

挙式のみの場合、撮影の重要性は格別です。短時間の中で最高の瞬間を逃さないためには、プロのカメラマンの技術が必要不可欠です。挙式中だけでなく、準備中の緊張した表情や、終了後の安堵の表情まで、全ての瞬間を記録に残しましょう。

撮影スタイルも事前に相談することが大切です。正統派のフォーマルな写真だけでなく、自然な表情を捉えたカジュアルな写真も混ぜることで、バラエティに富んだアルバムが完成します。ゲストとの集合写真も必須で、様々なパターンで撮影することをおすすめします。

動画撮影も検討してみてください。誓いの言葉のシーンや指輪交換の瞬間は、写真だけでは伝わらない感動があります。プロの動画撮影は費用がかかりますが、一生の思い出として価値のある投資となるでしょう。家族や友人による撮影と組み合わせることで、多角的な記録が残せます。

挙式のみの費用相場と予算計画

挙式のみの結婚式の費用は、選択する挙式スタイルや会場によって大きく異なります。一般的な相場を知っておくことで、適切な予算計画を立てることができます。

事前に詳細な見積もりを取り、追加費用についても確認しておくことが重要です。思わぬ出費を避けるためにも、契約前に全ての費用項目を把握しましょう。

挙式スタイル別の費用目安

挙式のスタイルによって費用は大きく変わります。最も費用を抑えられるのは人前式で、会場によっては10万円程度から実施可能です。神前式は15万円から35万円程度、キリスト教式(教会式)は20万円から40万円程度が相場となっています。

これらの費用には基本的な挙式料が含まれていますが、衣装や撮影、音響設備などは別料金となることが多いため注意が必要です。会場によってはパック料金を設定しているところもあり、個別に手配するよりも割安になる場合があります。

立地や会場のグレードによっても費用は変わります。都心部の一流ホテルや有名な神社・教会では費用が高くなる傾向があります。一方、郊外の会場や新しい式場では比較的リーズナブルな価格設定となっていることが多いでしょう。

神前式の費用相場

神前式の費用相場は15万円から35万円程度となっています。この中には神社への奉納金、神主への謝礼、巫女による舞や雅楽の演奏費用などが含まれます。有名な神社や格式の高い神社では費用が高くなる傾向があり、特に明治神宮や靖国神社などの東京都内の著名な神社では40万円を超えることもあります。

神前式では和装が基本となるため、衣装費用も考慮する必要があります。白無垢や色打掛のレンタル費用は10万円から30万円程度で、新郎の紋付き袴は5万円から15万円程度が相場です。ヘアメイクや着付けの費用も別途必要で、新婦で3万円から5万円、新郎で1万円から2万円程度かかります。

撮影費用も重要な要素です。神前式は厳粛な雰囲気の中で行われるため、フラッシュ撮影が制限されることが多く、プロのカメラマンによる撮影が推奨されます。撮影費用は5万円から15万円程度で、アルバム作成まで含めると20万円程度になることもあります。

教会式の費用相場

キリスト教式(教会式)の費用相場は20万円から40万円程度です。この費用には教会の使用料、牧師への謝礼、オルガン演奏費、聖歌隊の費用などが含まれます。独立型チャペルやホテル内チャペルでは設備が充実している分、費用も高くなる傾向があります。

教会式ではウェディングドレスが基本となります。ドレスのレンタル費用は10万円から50万円程度と幅が広く、デザイナーズドレスや海外ブランドのドレスを選ぶと費用が大幅に上がります。新郎のタキシードは5万円から20万円程度で、小物類も含めると総額で相当な費用になることがあります。

音響設備や装花にも費用がかかります。生演奏を希望する場合は追加で10万円から20万円程度必要です。ブーケやブートニア、祭壇装花などで5万円から15万円程度を見込んでおきましょう。写真撮影費用は神前式と同様で、動画撮影も含めると総額で20万円程度になることが多いでしょう。

人前式の費用相場

人前式は最も費用を抑えやすい挙式スタイルで、10万円から30万円程度で実施可能です。宗教的な制約がないため、会場の選択肢も広く、レストランやガーデン、海辺など様々な場所で行うことができます。司会者への謝礼や音響設備の使用料が主な費用となります。

人前式では衣装の選択肢も広がります。ウェディングドレスから和装、カジュアルなパーティードレスまで、新郎新婦の好みに合わせて選択できます。レンタル費用も幅広く、シンプルなドレスであれば5万円程度から、こだわりのドレスでも20万円程度で済むことが多いでしょう。

演出にかかる費用も人前式の特徴です。リングリレーやサンドセレモニー、植樹式など様々な演出を取り入れることができ、費用は1万円から5万円程度です。手作りのアイテムを活用することで、費用を抑えながらオリジナリティのある結婚式にすることが可能です。

追加でかかる可能性がある費用項目

挙式の基本費用以外にも、様々な追加費用が発生する可能性があります。まず考慮すべきは交通費です。遠方から参加するゲストがいる場合、お車代として往復交通費の一部または全額を負担することが一般的です。新幹線を利用する場合は片道分、飛行機を利用する場合は往復分を目安に考えましょう。

宿泊費も重要な費用項目です。前泊や後泊が必要なゲストがいる場合、ホテル代を負担することもあります。一人当たり1万円から2万円程度を見込んでおくと良いでしょう。グループ予約することで割引が適用される場合もあるため、早めに手配することをおすすめします。

美容関連の費用も見逃せません。エステやネイル、歯のホワイトニングなど、結婚式に向けての美容費用は意外に高額になります。総額で10万円から30万円程度かかることもあるため、予算に含めて計画することが大切です。

結婚指輪の費用も考慮する必要があります。挙式で指輪交換を行う場合は、結婚指輪が必要です。ペアで20万円から50万円程度が一般的な相場ですが、素材やブランドによって大きく変わります。刻印サービスを利用する場合は追加費用がかかることもあります。

挙式のみ後のお祝いやアフターフォロー

挙式のみを選択した場合でも、その後のフォローアップは重要です。参加できなかった友人や知人への報告方法、お祝いをいただいた場合のお返しなど、適切な対対応を考えておく必要があります。

また、後日何らかの形でお披露目の機会を設けることも選択肢として検討しておきましょう。挙式のみで終わりではなく、その後の関係性も大切にすることが重要です。

友人への結婚報告の適切なタイミング

挙式のみを行った後の友人への報告は、タイミングが重要です。挙式から1週間以内には主要な友人に報告を済ませることをおすすめします。あまり時間が経ってしまうと、他の人から聞いて知ったという状況になりかねません。

報告方法は相手との関係性によって使い分けましょう。特に親しい友人には電話で直接報告し、その他の友人にはメールやLINEで報告するという方法が一般的です。写真を添付することで、結婚式の様子を伝えることができ、相手も喜んでくれるでしょう。

報告の際には、挙式のみを選択した理由を簡潔に説明することが大切です。「家族のみで行いました」「体調を考慮して身内だけで」といった表現で十分です。長々と理由を説明する必要はありませんが、相手が疑問に思わない程度の説明は必要でしょう。

SNSでの報告も効果的な方法です。FacebookやInstagramで挙式の写真とともに報告すれば、多くの友人に一度に伝えることができます。ただし、SNSでの報告前に、特に親しい友人には個別に連絡しておくことがマナーといえるでしょう。

お祝いをいただいた場合の内祝いマナー

挙式のみの場合でも、お祝いをいただくことがあります。この場合の内祝いは、一般的な結婚式と同様のマナーに従って対応しましょう。お祝いをいただいてから1か月以内にお返しをするのが基本です。

内祝いの金額は、いただいたお祝いの3分の1から半額程度が目安となります。現金でお祝いをいただいた場合は、その金額に応じて適切な品物を選びましょう。品物でお祝いをいただいた場合は、その価値を推定して内祝いの金額を決めます。

内祝いの品物選びにも配慮が必要です。相手の好みや家族構成を考慮して選ぶことが大切です。食べ物であれば賞味期限が長いもの、日用品であれば実用性の高いものを選ぶと喜ばれます。カタログギフトも選択肢の幅が広がるため、人気の高い選択肢です。

お礼状も忘れずに添えましょう。印刷されたものでも構いませんが、手書きのメッセージを一言添えると気持ちが伝わります。挙式の写真を同封することで、結婚式の様子も伝えることができ、より心のこもったお返しとなります。

後日開催する場合のパーティー形式

挙式のみを行った後で、友人を招いたパーティーを開催することも一つの選択肢です。この場合は挙式とは別の機会として、カジュアルなパーティー形式で行うことが一般的です。時期は挙式から1か月から3か月後が適切でしょう。

会場選びは予算と参加人数に応じて決めましょう。レストランの個室やパーティールーム、自宅など様々な選択肢があります。会費制にすることで、ゲストの負担を軽減し、新郎新婦の費用負担も抑えることができます。

  • レストランでの食事会(1人5,000円から10,000円程度)
  • ホテルでのカジュアルパーティー(1人8,000円から15,000円程度)
  • 自宅でのホームパーティー(1人3,000円から5,000円程度)

パーティーの内容は挙式の写真や動画の上映、簡単なスピーチ、歓談などが中心となります。結婚式らしい演出は控えめにし、友人との交流を重視した内容にすることがポイントです。ドレスコードもカジュアルに設定し、参加しやすい雰囲気を作ることが大切です。

招待状はメールやLINEで十分ですが、正式な案内状を送ることでより丁寧な印象を与えることができます。参加費用や会場の詳細、ドレスコードなどを明記し、返事の期限も設定しましょう。友人にとっても楽しい時間となるよう、細やかな配慮を心がけることが成功の鍵となります。

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