はじめに(大切なお知らせ)
この記事は、心理学や医学の専門家が書いたものではありません。
子どもとの死別から10年経った今でも、命日が近づくと苦しくなる私のことを個人の体験談として記録しています。
命日が近づくと、普段は抑え込めている感情が戻ってくることがあります。
私の場合、数週間前から体が重くなったり、眠りが浅くなったり、理由もなく涙が出たりしました。
目次
命日が近づくと起きる“私の変化”
- 眠りが浅くなる/夜中に目が覚める
- 集中できない/ぼーっとする
- 突然涙が出る
- 「夜中に見に行っていれば…」の後悔が強まる
命日前後に“しない”と決めたこと
- 無理に予定を入れない
- 頑張って元気なふりをしない
- 人に会いすぎない(気疲れを避ける)
- 「ちゃんとしなきゃ」を増やさない
少し楽にするためにやっていること(私の場合)
- 家事・仕事を減らす(最低限で合格にする)
- ひとり時間を確保する(泣いてもいい場所)
- 短い散歩や入浴など、体を落ち着かせる行動を増やす
- 信頼できる人に短く伝える(「命日が近くてしんどい」だけ)
当日が怖いとき:1日の設計を小さくする
命日当日を「完璧に過ごそう」とすると、私は崩れました。
だから当日は、やることを小さくします。
- 食べられるものを用意しておく
- 外出は最小限にする(しんどければゼロでもいい)
- 夜は早めに横になる
つらさが限界のとき
安全のためのお願い
命日前後に苦しさが強くなるのは珍しいことではありません。
ただ、日常生活が送れないほどの状態が続く/眠れない・食べられない/自分を傷つけたい気持ちが出てくる場合は、 医師やカウンセラー、地域の相談窓口に頼ってください。
10年経っても、波は来ます。
でも私は、波が来たときに「終わり」だと思わなくなりました。
命日前後は、予定も気持ちも小さくしていい。今日を越えるために。
